SIer1社、ベンチャー(スタートアップ)2社経験している身としては、スタートアップはそもそも社内では合意を取らなくて良い場合が多い。
まあ人・会社にもよるんだろうけど、例えば、画面遷移で確認画面を挟むかどうかとか、そんなのは合意を取らなくてもよい。
ただ、そういう無法地帯で許されるのは、メンバーが『合意を取らなくてもヘマをしない』という前提なので、人を増やしたりすると、能力的にも規模的にも合意を取らざるを得なくなると思う。
私がSIerと呼んでいる一社目(客観的には中小開発会社だけど、一部上場企業数社と直接口座を開いていてプライム案件が結構ある)では、昔話をきく限りは最初は何も合意を取っていなかったんだけど、色々トラブルが起こって自衛の為に合意を取るようになった。
例えば、相手側の担当者がいきなりドロンして案件消えたりとか、逆に自社側の担当者が宗教にハマって変な事を言い出してドロンしたりとか、創業当初から居る取締役がいきなり消えたりとか。
基本的には、傷の分だけ規則が増える、という事だと思う。
案件の進め方の違い編につづく?