ラテン語で四角い板のことを意味する"tabula"が、ラテン語の輪郭がぼやけるなかで中世には"tabuleta"という表現と共存するようになった。"tabula"はフランス語に取り入れられ"table"になり、12世紀後半に、この"table"が英語の"table"になった。一方の"tabuleta"は、小さな机や、商店のカウンターを意味する古フランス語となり、そこから厚板、石板や碑文の平らな面を意味する英語"tablet"として取り入れられた。板状のチーズの塊なども"tablet"と表現されたが、1580年代以降は錠剤も"tablet"と表現するようになった。