おはようございますとうとうと流れる川のほとりでぼくは待っていた夜が明けるのを、ぼくはまだこどもで朝が来るのをみたことがなかった、そんな暗いうちに外にでるのはいけないことだった、昨日大人たちは、もう好きにしていいあと少しでみんな終わるのだからと言った、それでぼくは朝が来るのが見たいと思ったんだそれはどんな音がするんだろうそれともとても静かなんだろうか、山の向こうがいつのまにか少しだけ白っぽくなってそれからジリジリと赤みが増えていく、もうすぐ太陽がみえるんだろうそれはどんな音だろう、ああそれはもしかしてみんなが言う世界を終わらせる音みたいにこの空に響くの、ドン。(おはようございますとどん)