クラシック音楽(上流階級、欧州では貴族や僧侶が聞いたり使ったりした音楽)と大衆音楽の様式上の違いについての説明は色んな本に書いてあると思うのでそれを読んでもらうとして…
ではクラシックとポップスが隔たってしまったのか、クラシックがなぜ残っているかを説明してくれる文にはまだ出会ったことがないのでそれについて考えました。
ぞれは楽曲へのアクセスのしやすさに起因するのでのではないでしょうか。聴衆にとっての音楽へのアクセスはもちろん演奏や音源ですが、演奏家にとっては楽譜や口伝です。そのどちらがアクセスしやすいか。演奏や視聴の伝統のない民族でもアクセスしやすいのは楽譜です。口伝音楽は伝え継ぐ人が絶えればなくなりますが、誰でもアクセスしやすい楽譜は捨てられなければ残ります。
グレゴリオ聖歌は音程の面では口伝が占める割合は多いものの、ある程度はどう演奏するかを文字や記号で示す文書があります。
楽譜ではなくあえて文書としました。識字がキーなんですよ。
(続きます)
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葉桜弥生@呉鎮守府 (schumannian@kancolle.social)'s status on Tuesday, 30-Oct-2018 02:58:11 JST 葉桜弥生@呉鎮守府 - 4/30 21:00 JST: self-destruct repeated this.