Timeline for it list by senooken, page 85

Perlで書かれたそこそこ大きめのWebアプリをメンテしてたことがありますが、Perlのいちばんの問題ってかける人が少ないということで、小さめのスクリプトすらも書くといやがる人がいて、そういう意味であんまり使わない方がいいよね、てなりがち、かなしい。

ただ、Perl の主な用途はリファレンスが必要にならないレベルのスクリプトなのではないかという気がしてならない……。

Perl、リファレンスを理解すると書けるプログラムの幅が一気に広がりますからね……。

Lisp を始める前に一度 C とかで単方向連結リストを実装しておくと Lisp の理解が深まる説……。なんか私が C を経由してから Lisp を勉強した民になってしまっていて、C をやったことのない人がどうやったら Lisp の cons を理解できるのか分からないんだよな……。

cons が分からないんじゃなくて cons の外部表現が難しい説をこの前提唱してたけど学部時代に cons を教えるのに苦戦した記憶が蘇えって外部表現の問題ではないような気がしてきた。

大差ないか……。

しかしなー、Lisp の cons の理解が早かったのはもしかしたら Perl のリファレンスに慣れていたからかもしれないんだよな(いままでは C のポインタの理解が重要かと思ってたけど……)。

こんなにいっぱい Perl について勉強したのに Perl を使う機会ないの悲しくなってきた。

Perl のリストはフラットなもので他の言語に似たようなのがないくてこれがどういうことなのか説明しにくいんだよな(リストのリストは作れない、リストへのリファレンスのリストなら書ける)。

いや、違うか。 shift は引数を省略すると @_ から一個左から取り出すやつで、サブルーチンの中には @_ に引数の値がリストの形に入ってるんだ。

あ、もしかしたら今の Perl (Perl 6 ではない)は違うかも(自信ない)。

そういえばクロージャの概念を最初に学んだのも Perl だったな……。わけわからん入門の仕方したもんだな……。Perl では変数束縛という概念がない(shift で引数の値を取り出す)ので相当謎な経路でクロージャに出会ったことになる。

自然言語っぽくして人々を混乱の渦に陥れた Perl をやった後だからこそ、Lisp が輝いたんだと思う。

まあ私の学んだ順番がそうなっていて今も Lisp が好きであるということだけが確かで、そこに因果関係があるかどうかは実際のところ分からないけど。

"Perl" "Lisp" "国語の先生" で Google 検索して見つけた。よく思い出せたな。

こっちが原文か。

> Some computer language designers seem to think that punctuation is evil; I doubt their English teachers would agree.http://www.wall.org/~larry/natural.html

あったーーー！この文だけだと、どのコンピュータ言語を指してるかは分からんけどたぶん Lisp も対象に入ってるでしょ。

> こうした句読点 * は悪いものだと考えているコンピュータ言語の設計者も いるようだが、 彼らの国語の先生もそう言うかどうか、私には疑わしい。

Complement of "Natural Language Principles in Perl"http://chasen.org/~daiti-m/text/natural-ja.html

Perl で文字列をファイルに出力するには英語の SVOO を理解しておくとよい。

ここから見つけられんかな。https://www.azquotes.com/author/17739-Larry_Wall

この記述を見たとしたらおそらく 2013 ~ 2014 年頃なんだよないま探しても全然見つからない……。

Perl 作者の Lisp に対する反論に、`,` や `.` を書かないことを国語の教師は認めると思いますか？みたいのがあった気がする(探す)。

ここから派生してなんで $_ に代入すんの？$_ ってなに？ってなるので Perl の闇は深い。print とか say とかで引数を何も書かなかった場合には $_ を出力される。$_ に対して正規表現(これにもデフォルトで $_ を変更するような構文がある)で書き換えまくった結果を print するというようなイディオムが存在し、そういうのを主な目的で Perl を使う人にとっては最高の略記法なのである。

なお、会社とかで協調してプログラミングをする文脈におかれたプログラマが Perl のこういうマジックに苦しめられたであろうことは容易に想像できる(幸いなことに私はそういう目に遭うことがなかった)。