Notices by ashida (ashida@friends.nico), page 30

机の上で問題を論理的に扱う人間よりとりあえず体当たりで知ってる人に学びなんにでも挑む人間が尊ばれる気がする

実際、うちが聞いた話で「コスプレイベントやりたくなったんだけど教えて」って市役所の知り合いに突撃したとか、「とりあえずコミケを見に行きたい」と突撃したとか　そんな話が多くて…

そこで、いろいろ考えて試行錯誤するのは子供ぐらいだろう　という偏見がある

「人類にとって」ということならそうだろうけど、個別の個人にとっては大体の場合「近隣で橋がある場所を探す」に行きついてGoogleマップやカーナビ

…ちょっと、人類に対して夢を見すぎているのではないか?となる

そういう教育を受けたので、「プログラミングとは構造を定め適切にアルゴリズムを工夫することである」みたいなイメージがある

その次に学んだのがアルゴリズムと計算量で、その次が軽く分割統治法、最後に計算不可能という概念を学んだ

大学で教養で触れたコンピュータサイエンスは、理工系だったので簡単にメモリとかC言語の文法とか導入したうえで早速次の章から計算誤差はどこでどのように生み出されてそれをどのように軽減するのかの話が始まった

具体的な手続きのフローチャートを一つずつ列挙して書くことはできても、ターゲットを定めて分割した小定理を導入し証明することができないと

あーこの間から読んできたプログラミングは学べないみたいな話をまとめるとそこか―

いわば、「記号化、抽象化する」という概念自体を抽象化するような　みたいな?
設計図を部分に区切ってパーツに還元していくような、書類を書くためにどのようなレイアウトでどのようなビジネス用語を使って描くのかを学ぶような、問題を解決するために問題を小問題に分解しそれぞれへと対策を考えていくような　そんなものたちを汎化した論理的思考力を得ること?

あれが不要かっていうと「いや、変数や文字列表現でbyte数を指定するから理解は必要」っていう言語がまだまだ多いからだけどさ

…とはいえJavascriptやらPythonからプログラミング学ぶってのもなんだかなぁだけど
じゃあ、俺が大学で教養としてコンピュータサイエンス学ぶときみたくメモリという概念や、浮動小数点のデータ表現とかから学ぶようなやり方もあれはあれでC言語、機械語的なハードウェアべったりでなんだかなぁ…

極まってない世界では、やりたいことをググって出てきたものを入れる