ざっくり説明しておこう。ざっくりね。
Adobeが、業界で広く使われている自社製品について、認定バージョンと非認定バージョンという区分を行って、非認定バージョンの使用を明確に禁じるおふれを出してきています。旧バージョンを使わせないという方針です。サブスクリプション系のヤツですね。ほとんど全部ですが。
従前は、古いバージョンはサポートしないから自己責任で、という話だったワケですが、
今度から不正使用に昇格となりました。
旧バージョンはアンインストールせよ、さもなくば訴えることも辞さない、という感じです。
最新バージョンと一つ前あたりを使えばいいだけだし、たしかに古いのは使って欲しくないよねー。と言える立場であれば大丈夫です。
たとえば、DTPの現場では雑誌を創刊したら、最初に頑張って、そこからずっとシリーズで組版設計を踏襲していくわけですが、バージョンが変わると全面的に組み直しになります。不具合ゼロでアップデートできるほど互換性高くないのです。普段使ってないので、新バージョンの知見もありません。
廃刊、廃業レベルのインパクト。業界騒然です。 #dtp