3回目接種は前倒しどころか、2回目から8カ月経過した人すら打てていない。無症状者の無料PCR検査も薬局での在庫切れが目につく。
後藤厚労相は14日、濃厚接触者の待機期間を現在の14日間から10日間に短縮。エッセンシャルワーカーは待機から6日目の検査で「陰性」なら解除を認める方針を示した。社会経済活動を回すための措置だが、この状況下ではさらなる感染拡大は避けられない。感染者数がさらに倍々で増えれば太刀打ちできない可能性がある。
「岸田政権はパルスオキシメーターの配布や経口治療薬の投与など在宅療養を充実させる方針を示していますが、限界があります。感染者数全体が増え、高齢者や基礎疾患のある患者まで入院できない事態になるのは絶対に避けなければいけません。効果は疑問ですが、すぐにでも緊急事態宣言などを発令し、国民にメッセージを送ることも必要でしょう」(中原英臣氏)
岸田首相はもっと危機感を持った方がいい…